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1人目の育休中~復帰までに、やっておけばよかったと反省したこと①

 

こんにちは。

 

Achself(アクセルフ)代表キャリアコンサルタントの天野です!

 

そろそろ2022年度の保育園入園申込みが始まりますね!

 

育休明けを控えている方は園の選択や見学に…と情報収集に取りかかっている頃ではないでしょうか。

 

私は会社員時代、2回の産休育休を取得しました。

 

この時期になると、よく当時のことを思い出します。

 

特に第1子の時は職場復帰が近づくにつれて

 

・誕生してからずっとそばにいたわが子と離れることの寂しさ

 

・新しい環境に子どもが慣れてくれるだろうか?

寂しい思いをさせてしまうのではないか?という不安

 

そんな気持ちがある一方で、

 

・育児中心の生活にどこか単調さを感じていて職場復帰を楽しみに思う気持ち

 

これら矛盾に似た気持ちが混在していたことを思い出します。

 

この状況を今振り返ってみて、

1子の育休中から復帰までに事前にしっかり時間をとってやっておけばよかったと反省していることが

1つあります。

 

それは、「パートナーとの対話」です。

※会話(conversation)ではなく対話(dialogue)であることがポイント!!

会話は日常の雑談なども含みますが、対話は信頼関係を築くためのコミュニケーションという意味合いです。

この違いの認識は大事。

 

仕事と育児の両立に向けた家事を楽にする便利家電の購入ももちろん大切ですが、

 

それより大切なことは・・・

 

これからの両立生活の基盤となる「夫婦の価値観のすり合わせ」なのです。

 

具体的には

 

▶お互いが目指している仕事(ワークキャリア)のこと

 

▶自分たちが考える子育てのこと

 

▶自分たちの望むライフスタイルのこと(お金の計画、家族計画など)

 

です。

 

ここで、

 

これら価値観を戦略的に夫婦ですり合わせて決める役割分担を『戦略的役割分担』、

 

夫婦どちらかの価値観が絶対基軸(優位)で、片方が合わせていくような役割分担を『従属的役割分担』

 

と呼称するとします。

 

今から8年前の当時の私は、「母親とは、妻とはこうすることが一般的だろう」というアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)を判断基準にして復職準備を進めてしまいました。

 

そして、結局パートナーときちんとした価値観のすり合わせをしないまま復職日を迎えることになったのです。

 

無意識に「なんとなく妻は夫のキャリアを支えるもの」と思い込み、自分の価値観を置き去りにしたまま結果的に『従属的役割分担』を選択した形になっていたのです。

 

一方のパートナー目線では、私が自主的に物事を決め選択しているように見えたため、

特にすり合わせはしていないけど復職後の働き方は私が選んだ『戦略的役割分担』かのように映ったのです。

 

つまり、夫婦間で捉えている“役割分担の性質”に復職前からズレが生じていたことになります。

 

ボタンの掛け違いと同じで、この認識のズレがだんだんと私のモヤモヤへと変わっていたのでした。

 

実際に復職後まもなくして。

 

私は「同じ仕事をしている身なのになんだか私ばかりが全方位に気を配っている。なぜ?」

という疑問が積み重なり、ついに「この役割分担は不公平だ!!」と不満が爆発してしまいました。

 

夫からすると「唐突におとずれた妻の不機嫌勃発事件」となったのです。

(産後の夫婦「あるある」に近いですね・・苦笑)

 

当時の「復職前の思い込み」がもたらした私の「復職後の現実から生まれたモヤモヤ」

どのように話し合い夫婦ですり合わせをしたのか?

 

Before(モヤモヤ期)/After(『従属的役割分担』から『戦略的役割分担』への移行)にて整理してみます!

 

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